読書記録どこに残すか問題

来年からちゃんと読書記録残したい

結論

ひとまずここに残す。まとめ方はあとから考える

 
どうやってのこすか
  • ノート(手書き)
  • エクセル
  • ワード
  • エバーノート
  • ブログ
  • iPhoneメモ
  • kinbleメモ
  • ツイート
  • アプリ管理

 

評価基準
  • 気軽に残せる(重い腰を上げなくて良い)
  • どこでも残せる(スマホからも可能)
  • 画像を貼れる(手書きのメモも残せると尚良い)
  • 楽しく残せる(テンションが上がると良い)
  • フォーマットがある(フリーフォーマットは嫌)
  • 振り返りやすい(書いたら書きっぱなしにならない)
  • 検索できる
  • 汎用性(他に移行したくなったときにすぐデータ移せるかとか)
  • 加筆しやすいか(一度作ったらもうもう変更できないとかだとキツイ)
  • 他の+αがある(印刷して冊子にできるなど)

 

以前はどうやってたか
  • ニコニコ動画のメモを残すときはマイリストのメモ機能を使ってた

  →長続きした、有効活用できた

  →長続きしなかった、有効活用できなかった

  • エバーノートでのメモ

  →たまに見返すけど、やっぱりほとんど見直さない。記録が長くなると重くて加筆できなくなるのが辛い。何かをまとめる際には良いと思うけどログとして定期的に加筆するのはあまり良くない気がしている

 

調査

他の人はどんな感じで管理しているか

読書記録アプリ

app-liv.jp

インストールして使用感の調査をした。

 

■ビブリア

 読書冊数や行数保存

 メモ機能(文字のみ)

 

■Readee

 読書冊数や行数保存

 メモ機能(文字のみ)

 

読書メーター

 メモ機能(ツイート形式:画像も可?)

 SNS機能

 本以外も読書登録できる

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 遊戯王カードも積読登録可能

 

議論

ツイートみたいに文字数縛りがあったらあったら楽しく残せる。

画像は確実に貼れるようにしたい。手書きノートメモの線が消えるが、手書きでの図の保存も使いたい。どうするか。

エクセルやワードでフォーマットを作ってそこに記録してって、一年立ったらそれを冊子として印刷 みたいなやり方も悪くない。年末に記録を楽しく振り替えれることを考えると、記録を付けるのも楽しくなる。振り返りのしやすさに重きを置きたい。

何度も読み返すこと前提に関しては加筆できるようにしたい。

何を持って読書完了とするか。その本から得たい情報を取得したらひとまず完了としたい。アプリのようにページ数や文字数記録をしだすと「読書完了=全ての文字に目を通す」になってしまうので嫌だ。技術書は読み飛ばすことが多いため。

アプリはinbookやブクペのようにサービス終了がまま起こるので怖い。

漫画も同人誌も記録したい。

テンプレートを作って、それにそって記録したい。下図のようなイメージ。

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『 アイディア大全』

 

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先端技術とメディア表現1 #FTMA15

 

「原因」と「結果」の法則の読書メモ

 

「原因」と「結果」の法則

「原因」と「結果」の法則

 

 

なぜ読もうと思ったのか?

だいぶ前にニコ生でマスク被って放送していたひとが「この本は本当に良いですよ」と絶賛していたのを思い出したので読もうと思った。その人はもうニコ生を引退している。読み終わった後に調べたらどうやら自己啓発本の原点的な評価がされている本らしい。

 

どんな内容だったか?

人間の思いやビジョン(=原因)によって、それに伴う結果が生まれる、という主旨だった。不純な思いや利己的な願望を抱くことでそいつは刑務所入りになったり貧困を引き寄せたりするし、気高い理想を掲げてそのビジョンを見続けているやつはそれを実現する。よい結果を導くためには、原因を改善して禁欲的に努力すること。その法則には運の要素は存在しないから、結果だけを見て「あいつが成功したのは運が良かったからだよ」などとdisるのはナンセンス。

 

どう思ったか?

大筋の流れについてはケチを付ける気はないが、小学生の頃に先生から説教された内容とかぶっていたのであまりエキサイティングな本ではなかった。

この本で批判されているように、結果だけを見てそこに至る過程をブラックボックス化してしまうことはよくあった。例えば、常人がなかなか思いつきそうにない作品を見て「この作者は天才か」と思うだけで思考を停止させることがあった。これも「こういう自分になりたい」「こういう作品を作りたい」という熱意があり、そこに向かってロジックを積み重ねた結果というのは当然のことなのだが、そこに考えを及ばせることはあまりしなかった。従って、そのような人に出会うたびに「才能やろなぁ」で片付けず、その過程と原因を探ることで、自己を見つめなおすキッカケにもなりそうだと思った。

それから、自己啓発本にはありがちなのか、もしくはキリスト教的な宗教観に基いてなのしもしれないが、個人の環境や感情などのスケールの小さな話をしているのにも関わらず唐突に「宇宙」とかいう壮大ワードを挟んでくるのはやめて欲しい。「人間は、自分自身を正すことによって、はじめて宇宙の正義と公平さを知ることができます」と言われても脳が理解を拒絶してしまう。気軽に普遍化しすぎではないか。「宇宙」ではなくまずは「勤務先」や「町内会」レベルで語るべきではないだろうかと思った。

珠玉のプログラミングの読書メモ①

 

珠玉のプログラミング―本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造

珠玉のプログラミング―本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造

 

 コラム1~5まで

■コラム1 真珠貝を開いて

ユーザが本当に望むことをはっきりさせることもプログラミング。
 
要点
  • 小さな問題の注意深い分析が、ときに驚くほどの実益を生む
  • 手を動かす前に数分考えることで、実行時間と使用メモリのトレードオフなしのいいとこ取りアイディアを思いつくことがある
  • {1,2,3,5,8,13} = 0111010010000100000 のアイディア
 
学んだこと
  • 入力ファイルをn回読みなおすプログラムのことをnパスのプログラムと呼ぶ
 

■コラム2 「ああ(そうか)!」アルゴリズム

アルゴリズムについて考えると楽しいひらめきがある。「世の中のイケメンは死滅しろ」という願望を再帰的に実行するとlog(n)オーダーの試行回数でアダムが生まれる。
 
要点
  • 二分探索はlog(n)で処理できるので早いし楽
  • 二分探索と再帰呼び出しは相性が良い
  • データをまとめるときは水平、垂直にソートするとシンプルに処理できるかも
 
学んだこと
  • while(scanf(%s,word) != EOF){ 処理 } で入力を一文字づつword変数に代入しながら処理できる
 

■コラム4「正しいプログラムを書く」

プログラムを書く前に擬似プログラムで正しさを検証する。簡単な二分探索のコードでもプログラマーの9割がバグ付きプログラムを提出してくる。
 
要点
  • プログラムを書く際の検証の原則→頭がごっちゃにならないように「不変な表明」を重要な所に書いとく
  • 「不変な表明」とは、ifやcase、ループなどを使用したプログラム内で、要所要所の状態を記述するprintf文とかそういうの
  • 例えば二分探索であれば、求めたい値pの存在範囲はループを繰り返すと狭まっていく。その時々でpはどの範囲にあるべきか?を正確に示すのが不変な表明
 
学んだこと
  • 「契約によるプログラミング」とは、ある関数を作成・保守する上で、前提条件の表明と結果の表明を行い、前提条件が満たされていれば結果が保証され、一度この関数の正しさをチェックした後はいちいち関数の中身をチェックしないプログラミングのこと。
 

■コラム5「あと少しのこと」

コードを書いてからが本番。ここをしっかりやらないと二分探索のように16年もバグ付きコードが出版されることになる。
 
要点
  • 完全なプログラムを書くためのアプローチ手順
  1. アルゴリズムとデータ構造を選ぶ
  2.  擬似コードを書く
  3.  正しさを「不変な表明」で確かめる
  4.  実装する
  5.  「足場」でテストし、assert関数でチェックする
  6.  入力サイズと実行時間のグラフを作成し、オーダーを確かめる
 
学んだこと
  • 「足場」とは、関数の動作テスト用に作った短いコードのこと。入力データも局所的にハードコーディングする。
  • assert関数とは、引数が真であったらスルー、偽であったらデバッグするような関数のこと。ライブラリで用意されてるものを使ってもいいし無かったら自分で作る。こいつをプログラムの節々に挟んでもいいし、「足場」でのテストの自動化にも使える。“assert関数を製品版で消し去ってしまうのは、海岸での訓練では救命胴衣を着け、いざ海に出るときにそれを脱いでしまう船乗りのようだ"
 
気になること
  • Steve Maguire, "Writing Solid Code”,Microsoft Press,1996の2章にマイクロソフト製品やライブラリに使われている表明の生々しい話が書かれているらしい。
 
 

読書方針

読むときの心構え

  • 全部読まなくて良い
  • 最初から読まなくて良い
  • 最低一時間は本と向かい合う
  • メモを残す。できれば図などのイラスト付きで
  • 同じ本を読んで再度ログを残しても良い

 

書く時の心構え

  • 楽しく書く
  • 工夫する
  • アウトプットや考察に結びつける

 

書く時のテンプレート

  • 気になった章の要約
  • 面白いと思った、興味を引かれた箇所の引用
  • なぜ面白いと思ったか
  • 学んだこと箇条書き
  • わからなかった箇条書き(調べた結果も)